Gitzo GT1830とは

ジッツォ(Gitzo)のGT1830とは新しいバサルトファイバーを使った三脚です。バサルトファイバーとは2004年に発売された新しい三脚素材のことで、それを改良したものがこのGT1830に使われているとのことです。
特徴としては、「GT1830は、3段のスタンダードタイプの三脚で、従来のバサルト三脚同様、最上位のカーボン6Xにも採用されているGロック、グラウンドレベルセット機能、3段階の開脚角度、雲台の空転を防ぐ補助スクリューなどの最新機能が搭載されています」(ジッツオサイトより)とのこと。その他の仕様は以下のようになっています。
格納高: 64.00 cm
段数: 3
耐荷重: 7キロ
最大高(センターポールを伸ばした状態): 168.00 cm
最大高(センターモールを格納した状態): 135.00 cm
最低高: 21.00 cm
重量: 1.35kg
段数: 3
耐荷重: 7キロ
最大高(センターポールを伸ばした状態): 168.00 cm
最大高(センターモールを格納した状態): 135.00 cm
最低高: 21.00 cm
重量: 1.35kg
ファーストインプレッション

まず、目につくのはオレンジ色のラインです。これは新バサルト三脚のシリーズに採用されたものだそうです。バサルトの脚は濃い黒色にオレンジ色のラインが映え、精悍な印象を受けます。
GT1830にはこの新バサルト三脚に最適なGH1781QRというセンターボール雲台(自由雲台)をつけて使いました(GH1781QRについては別ページで記載しています)。雲台のページでも書きましたが、デザインとしてはとても秀逸だと思えます。
手に持った感じの印象として感じるのはとても軽い。重量は1.35kgとなっています。
使用してみて

脚は三段です。ロック方式はナットロック式で、回転することによってロックされたり緩んだりする方式です。他のナットロック式の三脚と比較して使い易いとか使いにくいとかいったことはありません。スムーズに動かすことが出来ます。
次に揺れにくさについてですが、「チューブ強度が最大22%向上」というように確かに十分の強度を持っていると感じられました。ただし、他のカーボン三脚などと比較して特に秀逸かどうかは感覚的には分かりませんでした。
センターポールのロックは、これは他の三脚と比べてもとても操作しやすいです。また三段に調節できる開脚角度の調整もやりやすいです。
まとめ
正直にいって三脚の脚だけの使用感をのべるのはなかなか難しいのですが、特に不満を感じさせない十分の品質をもった良い三脚であると言う事はできると思います。Gitzo GH1781QRという雲台との組み合わせで使用しましたが、デザインが素晴らしい雲台GH1781QRと完璧に合っていて(当然ですが)とても良いと思いました。操作性や安定性なども含めて軽量な三脚の組み合わせとしては現時点で最高レベルのものでしょう。
雲台あっての三脚の脚ですので、GH1781QRのページもぜひご覧になってください。
